５月の下旬ころに、Ｓ様からお電話をいただきました。

冬物をまとめてクリーニングに出そうとしていたところ、押入れから羽毛布団が出てきたとのことでした。

記憶が正しければ、「１０年ほど前に親戚から満中陰志でいただいたと思う」とよく通る声で説明を受けました。

ただし、商品の品質が記入された札は何も読めないのでどんな品質かはわからないようです。

満中陰志でいただくギフト商品なので、ひょっとすると羽根布団かもしれないな！と思いながらＳ様のご来店をお待ちしました。

翌日・・・

羽毛診断を行いました

ご来店いただいたＳ様の羽毛布団（？）をお預かりして、羽毛診断を行いました。

まず、羽毛布団を四つ折りにして弾力を確かめたところ、ザラザラとした節のような感触が感じられました。

おそらく、フェザーの比率が多い羽根布団だと判断いたしました。

羽毛布団はダウン比率が50％以上のものを差し、それ以下は羽根布団に分類されます。よく似ているようで全く異なものです。

中を開けてみると・・・

フェザー（羽根）の部分100％です

写真の通り、フェザー100％の羽根布団です。

品質表示も読めませんでした

これはさすがにリフォームができませんので、Ｓ様に説明を行いご納得していただきました。

そして、「もう使用しないので処分してください」とのことでしたので当方で処分させていただきました。

羽毛布団と羽根布団は似ているようで全く異なるものなんです！

なお、羽毛布団リフォームはダウン50％以上の品質のモノだけ対応可能です。

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